こんにちは、バイク歴3年大型バイクの免許も持っているもんろーです!!
皆さんは「マスツー」って何かご存知でしょうか?
マスツーとはマスツーリングの略称で、日本語で言う所の「集団ツーリング」のことです。
マスツーの対義語で一人でツーリングをするソロツーと言う言葉もあります。
こちらの記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください!
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今日は、みんな大好きソロツーをおすすめする記事を書きます!!この記事を読むとマスツーメインの方もソロツーの魅力に気づいてもらえると思います!!
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最近何かと話題ですが、初心者にとって、人数が多いマスツーは少しハードルが高く気がします。
「信号待ちではぐれたら...」「ペースが早かったら...」など不安が募ると思います。
実際にマスツーに参加して、嫌いになってしまった方もいると思います。
そんな方に、マスツーのデメリットを紹介しつつ、こうしたら初心者でも不安を少なくしてマスツーを楽しむことができるコツについてお話します。
初心者の方も運転になれた方もぜひ読んでいただきたいです。
マスツーリングのデメリット
①ペース配分が難しい
マスツーリングの一番のデメリットは、初心者の方が速度感がつかめずに、無理をして先頭についていこうとしてしまう事です。
痛ましい事故が何件も発生しています。
正直、明らかに遅れていたら「ペース速かったかな」と前の人も気づくことができるのですが、無理をしていてもついてこれてしまうと「余裕でついてきているのか」「無理してついてきているのか」ミラー越しだと分からない事のほうが多いです。
ベテランの方が「ゆっくりでいいよ」と言ってくれても、初心者の方は迷惑かけたくない一心で、少なからず無理をしてしまいます。
初心者で、無理をしていることが言えずに、頑張ってついていってしまう方はマスツーを控えたほうが自分のためにも、周りのためにもなります。
周りは迷惑を承知で、初心者をマスツーに誘ってくれています。
無理に感じた時にはスピードを落として、前の人に伝えましょう。良識のある優しいライダーさんなら必ず、スピードを落としてあなたに合わせてくれます。
②バイクの列が長くなる
ツーリング時の人数が増えることによって、信号待ちなどで列が分断される可能性が高くなります。
初心者の方が分断によって一人ぼっちにならないように、走行順を工夫したり、ライダーの走るポジションによって列が分断されにくくなる方法もあります。
詳しくはコツのところで紹介します。
➂集団行動
マスツーは良くも悪くも集団行動です。
「ここいいスポットだな」「寄りたいな」と思っても、一旦周りに相談してから行動するのが原則であり、身勝手な行動は周囲に迷惑をかけるだけではなく、時にはツーリングメンバーを危険にさらすこともあります。
マスツーでは協調性をもった行動を心がけましょう。
マスツーリングのコツ
千鳥走行
千鳥走行は、2人以上でツーリングに行く際に非常に役に立つ走行方法です。
千鳥が歩いた時の足跡のように互い違いに「ジグザグ」になって走行するフォーメーションのことを千鳥走行と呼びます。
ツーリングするときは毎回千鳥走行をしています。
千鳥走行のメリット
①列が途切れにくい
千鳥走行は列が互い違いになっているので、障害物などがあった際によけるための「横移動」を制限されることなく、一列で並ぶよりも列の長さを元の3分の2くらいの長さに収めることができます。
そのため、信号待ちなどでも列が分断されにくくなります。
②インカムが途切れにくい
最近はインカムがかなり普及したので、ツーリングにインカムを用いる人が増えています。
インカムは接続可能距離が決まっていることが多いので、先頭と最後尾の距離が遠いと接続が不安定になり、最悪の場合途切れてしまいます。
列の長さを短くすることで、インカムが途切れにくくなるというメリットもあります。
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➂ほかの交通に迷惑をかけにくい
初心者がいるマスツーリングでは、全体的にゆっくりと走る傾向があります。
後ろから速い車が来た際に、列が長くて広がっていると、気が短い人にあおり散らされたりすることがあったりしますが、列が短いと、後続車に道を譲りやすかったり、隊列がしっかりしているので、周りから見ても動きがまとまっていて安心感があります。
マスツーリングの隊列は外から見ていて非常に美しいです。
千鳥走行の順番
千鳥走行は先導者と最後尾に「ベテラン」や「運転になれた人」を配置し、その間に「初心者」や「運転に自信がない人」を配置するのが良いとされています。
これは先導する人はペース配分だったり、目的地までのナビをしてくれる非常に重要な役割を担っているので、運転に余裕がある方が務めるのが一般的です。
最後尾は、隊列に異常がないかを確認したり、後方からあおられた際にはインカムなどで前方に道を譲る旨を伝えたりと全体を見渡せる余裕が必要になってきます。
初心者のとベテランを交互に配置することによって、信号待ちで分断されたり、何かトラブルがあった際に孤立することを避けられます。
千鳥走行の車間距離
千鳥走行の車間距離は、ミラーに斜め後ろに並んでいるバイク全体がうつる距離です。
互い違いに並んでいるため、車間距離があまりに近いと前のバイクの死角に入っていしまい、障害物をよける際や右左折時に衝突してしまう事があります。
車間が開きすぎた場合には、先頭のペース配分で調整できますが、車間が詰まりすぎているのは危険なので、注意しましょう。
千鳥走行の解除
千鳥走行はどんな道でも絶対にしないといけないわけではありません。
「険しい道」「道幅が狭い道」「峠道」では千鳥走行をすることで逆に危険になってしまいます。
千鳥走行は道路状況に合わせて使いましょう。
経験上、解除するときに合図はなく、自然に一列になります。
最後に
今回はマスツーリングのデメリットと成功させるコツなどを紹介しました。
デメリットをメインで話したのですが、マスツーにはトラブルがあった際に、みんなで知恵を出したり、楽しい時間を共有できるという素晴らしいメリットがあります。
私自身、そこまで大人数で走ったことはまだないのですが、ライダーの人数が増えるほど、いろんな話題が次から次へと出てきて、本当に楽しい時間が過ごせます。
ソロツーにはソロツーの良さがあり、マスツーにはマスツーの良さがあります。
いろんな走り方があることを皆さんに知っていただき、皆さんのバイクライフがより、楽しいものになったら嬉しいです。
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