こんにちは簡単なバイクの整備なら自分で行う、元自動車整備士の林です!
今日は初心者の方向けに買っておいて損はない工具の中でもドライバーを紹介したいと思います。
ドライバー
バイクの車載工具の中にもドライバーは、あると思います。
先端それぞれにのネジに合うような形をしていてグリップが付いているものが一般的です。
代表的な種類として
などがあります。
その他にも先端がビット(プラス、マイナスの先端だけあるような物)を取り付けれるものになっていてビットを変えればいろいろな物を取り付けることができるドライバーも存在します。
ドライバーの使い方
ドライバーは、ドライバーを回転させてネジを外すものですがただドライバーを回せばいいという物ではありません。
軽く閉まっている物ならばドライバーを回すだけでどんどんネジが緩んできますが、固く閉まっている時などは、しっかりとネジにドライバーを当てつつ回さないとネジ穴を壊してしまうおそれがあります。
ドライバーの選び方
グリップの素材
ドライバーは、ネジを回す軸の部分とグリップの部分があります
。
グリップの部分は、各メーカー工夫を凝らしていて素材も様々あります。
整備用で使用するならばグリップがしっかりついていて油などが付着してもしっかりと握れる形状の物がよいでしょう。
グリップの形状
形状もグリップと同じでメーカーによって様々なものがあります。
実際にドライバーを店頭などで握って確かめてみるのもありです。
ですが初心者の方はとりあえず購入して自分がどのような形状が一番握りやすいかを把握してから自分に合った形状の物を探してみるのが良いと思います。
マグネット付
ドライバーの中には、先端部分にマグネットが付いたものがあります。
マグネットが付いているとネジがマグネットに引っ付くものなら取り付ける際などにネジをドライバーの先端に保持したまま作業をすることができます。
他にも正規の使い方か分かりませんが、狭い場所に落としてしまったネジなどを拾う時などにもしようできます。
プラスドライバーの種類
普段良く使うプラスドライバーですが、大きさが違うものがあります。
No.00~No.5までありますが、バイクで一般的に使われているNo.2プラスドライバーになります。
なのでNO.2のドライバーを今回紹介しますが、作業しているうちにプラスの溝が大きかったり小さかったりする場合には、他のサイズのドライバーを購入してください。
No.2の他にもとても小さいプラス用の精密ドライバーのNo.00も持っていると便利なので紹介します。
おすすめドライバー
こちらは、KTCの一般的なNO.2のドライバーとマイナスドライバー、あと狭い所のネジを取り外す際に活躍してくれる板ラチェという物がセットになったものです。
セット内容にスタッピドライバーと言う全長が小さく狭い所でもネジを外すことが出来るドライバーでも入らないようなところでは、この板ラチェを使うとよいでしょう。
ただ使っているとKTCのマークが入ったエンブレムが剥がれてしまいますが使用上に問題ありません。
精密ドライバー
こちらは、ベッセル(VESSEL)というメーカーの精密ドライバーになります。
精密ドライバーは、普段の日常生活などで電池の蓋などにも使われている小さなネジを取り外すこともできます。
一般的な精密ドライバーは、見ただけでは大きさが分かりにくいですがこのベッセルの精密ドライバーはサイズごとに色分けされていてとても見やすいです。
この中でも使う工具は、限られてくると思うので色分けしてあるのは、とても便利だと思います。
割柄ドライバー
整備をしているとどうしてもこじ開けるためにマイナスドライバーをハンマーなどで叩いてしまう場面があります。
その時にマイナスドライバーをこじ開けるために使用してしまうと先端が欠けてしまいマイナスドライバーとしての機能を失ってしまいます。
そうならない要に専用の割柄ドライバーを使うようにしましょう。
この割柄ドライバーを使用すれば柄の部分をたたいてねじ込んだりしても先端がかけることは、ありません。
マイナスドライバーを一本犠牲にしてこのような使い方をする人いますが、叩いたりねじ込んだりするときは、 割柄ドライバーを使用することをオススメします。
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、サビなどで頑固に固着してしまったプラスネジなどを外す時に使用します。
ドライバーのお尻をハンマーなどで強い衝撃を加えることで先端のビットの部分が少しずつ回転していきます。
ネジ穴からビットが外れないようにした上で回転させることができるので、固いネジでも緩めることができます。
ショートスタッビドライバー
車の内装などには、本当に理不尽なところにプラスネジが隠れているとことがあります。
スタッピドライバーでも入らない、板ラチェでも入らない そんな時に活躍してくれるのがこのショートスタッビドライバー です。
使う機会がない人は、一生ないと思いますが僕は結構お世話になった工具なので紹介させていただきます!
注意点
ドライバーは、値段がピンからキリまであり安価な物だと100円均一などでも売られていることがあります。
簡単に閉められているネジを外す際なら問題ありませんが、バイクなどに使われているネジを安価な工具で外そうとするとネジを壊してしまうおそれが高まります。
愛車をこれからしっかりと整備しようと思うなら少し高い工具でしっかりと整備した方がいいと思います。
まとめ
ご家庭にもプラスドライバーとマイナスドライバーは、あると思いますがバイクの整備をしたいと思うならしっかりと専用の物を購入した方が整備もしやすいです。
それに専用の工具を使用した方が自分のテンションも上がって作業が捗ることでしょう!
自分のお気に入りの工具を見つけて楽しく整備できるの一番良いと思います!
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