こんにちは簡単なバイクの整備なら自分で行う、元自動車整備士の林です!
今日は初心者の方向けに買っておいて損はない工具の中でもソケットを紹介したいと思います。
ソケット
ソケットは、前記事で紹介したラチェットレンチに取り付けて使う工具になります。
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工具単体でもネジを締めることが出来ますが、しっかりと締めるためには、ラチェットレンチを使用しなければ締めることができません。
バイクには、いろいろなネジが使用されているので、そのネジ一本一本に合わせてたソケットが必要になります。
整備をしているとどんどん増えていく工具の一つです。
ソケットの選び方
ソケットを選ぶ上で購入するときに迷わないようにするための項目を書いていきます。
差込角
まずは、自分の持っているラチェットレンチの差込角を調べましょう。
差込角が今自分の持っているラチェットレンチと違うソケットを購入してしまうと、そのままでは差込角が違うのでソケットをしようすることができません。
前回の記事で僕がおすすめする 差込角 9.5(3/8) を購入した方は、差込角 9.5(3/8)のソケットを購入するようにしましょう。
差込角さえ間違わなければお使いのラチェットレンチで購入したソケットをしようすることができます。
ソケットの長さ
ソケットには、差込角が合っていて同じネジを外すものでもソケット自体が長い物があります。
ソケット自体が長いと通常のソケットでは、届かないようなところのネジでもソケットが長いのでネジを外すことができます。
他にも棒状のネジにナットが付いている場合でも、通常ならばスパナやメガネで緩めるところでもソケットの長さが十分にあればそのまま緩めることができます。
ただしあまり長いソケットを購入してしまうと、狭い場所などで使用でなくなってしまうので、割り切って購入することになります。
インパクト用ソケット
ソケットの中には、インパクト用ソケットが存在します。
こちらは自動車のホイールナットなどを外すためのインパクト用ソケットになります。
大きな力が掛かってもいいように差込角は、 12.7(1/2)になっています。
インパクト用ソケットは、インパクトと言う空気圧や、電気の力を使用して大きい力で締めたり緩めたりする工具のことを言います。
その大きな力が瞬時に掛かってもソケットが割れてしまわないように作られています。
差込角が同じならば普通のラチェットレンチでも使用するとができますが、インパクト用のソケットは頑丈に作るためにソケット外側が分厚く作ってあるものが多く狭い所に使用するのは、おすすめしません。
手触りも通常のソケットのようなメッキ加工などがされていない物が多く、そのまま放置してしまうと表面にサビがでてしまうこともあります。
代表的なソケット
今回は、一般的なソケットセットを紹介します。
自分が取り外したいネジがセットに含まれていない場合には、自分で個々に買う必要があります。
スタンダード
一般的な大きさのソケットになります。 とりあえずこちらを購入して後に紹介するエクステンションを使用して長さを調整するやり方が一番多いと思います。
セミディープ
こちらは用途が限られますが、スタンダードでは、短くディープソケットでは長い場合に使用します。
整備をしているとこのような場面が時折現れますので持っておいても損は、ないと思います。
ディープソケット
スタンダードやセミディープソケットよりも長いのでエクステンションを使用せずにアクセスできるネジが多いのが特徴です。
使い勝手がが良いですが、しっかりと押さえて使用しないとネジを壊してしまうおそれがあります。
エクステンション
変換ソケット
差込角が合わない工具を使用するために変換ソケットを使用して差込角を合わせることができます。
上記二つは、
に変換する時に使用します。
ただし変換ソケット分ソケットが長くなってしまうので注意が必要です。
こちらも差込角によって沢山種類があるので購入する際は、しっかりと確認しましょう!
バイク乗りに勧めのソケット
ヘキサゴンソケット
バイクには、ヘキサゴンのネジを使用したものが多くあります。
僕のバイクでいうとカウルや外装パーツには、ヘキサゴンのネジが良く使われています。
簡易的な整備をするときは、L字レンチでも良いです。
ですが本格的に整備を始めたいと思われている方は、ソケットセットを買った方が良いです
クイックスピナー
こちらの工具は、ソケットに装着することによってソケット単体で締めるよりも強い力で締めることができます。
この工具をソケットを装着することで、カウルなどのネジを素早く回すことができ、ラチェットレンチを使用するよりも力が入らないのでカウルを割る心配がすくなくなります。
あとは、少しだけネジが遠くて届かない場合などにエクステンションと同じように使用することで届かせることができます。 エンジンのプラグ交換作業などで役に立つことがあります。
プラス・マイナス
一般的なネジを取り外す際には、ドライバーなどを使用すれば簡単に外れるものが多いですが、固着してしまったねじを外す際には、ドライバーよりもラチェットレンチの方が力を入れることが出来ます。
遠くにあり、届かないネジを外す際にエクステンションとこのソケットを使用すれば、ある程度の長さが稼げませす。
まとめ
ソケットは、整備をしているとどんどん増えてしまいがちな工具の一つです。
自分持っているソケットをしっかりと把握して無駄な出費をしないよにしましょう!
僕は、同じようなソケットを沢山もっています!
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