こんにちは、もんろーです。
今回は、グーバイクさんのページを参考にして、2020年9月の月間ランキングを参考に、現在に最も検索されているバイクを1位~5位までを紹介します。
バイク別の解説文章にはモトブロガーほか、実際に車両を一年以上所有している方のレビューを参考にしてまとめております。
メリットデメリットも詳しく書いているので、参考になれば嬉しいです。
検索ランキング
第一位 ヤマハ SR400
第一位はヤマハのSR400です。
価格
価格は583,000円 [消費税10%含む] (本体価格 530,000円)
クラシックバイクに分類され、古き良き時代を思わせる見た目のレトロさ、今どきのバイクにしては非常に珍しいキックスターターが人気の秘訣だと思います。

現在は生産を終了していますが、在庫限りで新車購入可能なので、気になっている方は早めにチェックしましょう。
キックスターター?
エンジンを始動させるには、外部から力を加えてエンジンを回転させる必要があります。
最近のバイクはほとんどすべてセルスターターになっており、ハンドルについているボタンを押すことでエンジンがかかります。
一方で、セルスターターとエンジン始動の仕組みは同じなのですが、ボタンではなくステップ付近にあるレバーをキックすることでエンジンが始動させる装置をキックスターターと言います。
どんな人におすすめ?
★お洒落なバイクに乗りたい
★ゆっくりとことこ走りたい
★カスタムを楽しみたい
SR400は見た目に非常に定評のあるバイクです。
シンプルさゆえにカスタムバイクとしても有名なので、個性的なカスタムを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。
エンジンは単気筒のエンジンで、「とことこ」という軽快なサウンドに加えてゆったりと走れるスタイルと乗りやすい自然なポジションも非常に魅力的です。
向いてない人
△きびきび走りたい
△キックスタートが苦手
△高速道路をよく利用する人
SR400はスピードがあまり出ず、振動が多いという特徴があります。
高回転のエンジンは気筒数が多いほど、1つの気筒にかかる力が分散されますが、単気筒の場合は1つの気筒が頑張ってエンジンを回しているので、その分振動が大きくなります。
高速道路走行ではお尻がかゆくなるほど振動するそうです。
また、エンストした際には毎回キックでエンジンを始動させなければはいけません。バイクの免許を取ったばかりで発進に不安がある方は一度現車を確認した方がいいと思います。
第二位 ホンダ PCX
第二位はホンダのPCXです。
かっこいい見た目と、力強い走りが人気の秘訣だと思います。
価格
価格は348,700円[消費税10%含む] (本体価格 317,000円)
原付二種の王様と言っても過言ではないほど、非常に魅力的なバイクです。
原付二種125ccは2段階右折も時速30km制限もありません。しかも、原付二種に乗るのに必要なAT免許は最短2日~で取れるので、乗り始めるためのコストや敷居も低いです。
他にも、フロントインナーボックスにはスマートフォンなどを充電できるシガーソケット、シート下にはフルフェイスのヘルメットも収納可能な容量28Lのラゲッジボックスが装備されており、通勤通学からツーリングまで、幅広い使い方ができます。
また、最近の車などに使われているスマートキーが採用されているので、ポケットからキーを出さなくてもエンジンを始動させることができるため、非常に便利です。
どんな人におすすめ?
★60km/h以上速度を出したい
★十分な加速性能が欲しい
★維持費を安く抑えたい
PCXは125ccの原付二種なので、60km/hまで速度を出すことができ、二段階右折をする必要がありません。
また、スタートダッシュの加速には非常に定評があります。
原付二種の任意保険はファミリーバイク特約で加入することができるので、維持費が圧倒的に安いです。以下は文章はファミリーバイク特約の特徴一覧です。
★年間保険料が単体のバイク保険に加入するより安くなることが多い
★原付が何台でも補償対象に(125cc以下)
★借りたバイクで事故を起こしても補償される(125cc以下)
★ファミリーバイク特約には年齢条件がない
★ファミリーバイク特約を使っても自動車保険の等級に影響しない
燃費は驚異の50km/L超え、最低でも40km/を切ることはないそうです。
タンク容量は8Lなので、無給油で400kmほど走ることができるので、給油の回数と手間がかなり減ります。
向いてない人
△高速道路を利用したい
△気軽にすり抜けしたい
高速道路には総排気量125ccから乗れるのですが、PCXの総排気量は124ccなので高速道路に乗ることはできません。
また、自動車専用道路も通ることができないので、ツーリングメインで購入する方はよく検討された方がいいかと思います。
ツーリングメインで使用したい方にはPCX150がオススメです。
また、車体サイズはPCX150と同サイズで、ミラーが張り出しているようなデザインになっています。
そのため狭いところでは、50ccの原付と比べるとすり抜けがしにくくなっています。
第三位 ホンダ Rebel250
第三位はホンダのREBEL250です。新型が2020年に登場しました!
2018年から現在まで125~250cc部門で販売台数1位を獲得している人気ぶりです。
250ccながら重量感を感じさせるアメリカンなフォルムと、見た目に反して力強い走りをするところが人気の秘訣だと思います。私は2018年式のレブル250に2年ほど乗っています。
価格
価格は599,500円[消費税10%含む] (本体価格545,000 円)
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【レブル250】オーナーが見積もりと新車購入費用をくわしく解説【Rebel250・初期費用・バイク・金額・値段・乗り出し価格・ブログ】
レブル250の購入を検討している方にとって初期費用は非常に大切な項目だと思います。
この記事では、公式のオープン価格だけではなく、レブルオーナーの私が実際にもらった見積もりや、初期にするカスタムで多い物を最初に取り付けた場合の費用なども併せて紹介いたします!!続きを見る
どんな人におすすめ?
★足つきがいいバイクに乗りたい
★現行車250ccでアメリカンな見た目のバイクに乗りたい
★燃費と走行性能を両立させたい
レブル250のシート髙は690mmと非常に低いです。身長150cmの方が乗っても、両足のかかとが若干浮く程度で非常に安定した足つきを実現しています。
また、見た目に非常に定評があり、バイクと言えばこれ!!といったアメリカンな見た目です。
カスタムバイクとしてもおすすめで、みなさん個性豊かなカスタムを楽しんでいます。
乗り味は「とことこ」と軽快なサウンドともに力強い走りをします。単気筒ならではの燃費の良さで、悪い時で30km/L、いい時だと40km/Lを超えることもあります。
250ccのため車検もないので、高速も乗れて、維持費も抑えられる非常に良いバイクです。
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【高身長バイク女子】オーナーが納車後2年のレブル250を詳しくインプレッション 【ブログ・愛車・買った・乗り心地・バイク初心者】
今回は愛年車歴2年の私がレブル250のインプレッションをしていこうと思います!!
レブルは私の初めての愛車なので、非常に思い入れのあるバイクなんです。続きを見る
向いてない人
△峠を攻めて走りたい
△スポーティーな走りをしたい
レブル250のステップ位置は非常に低くなっており、車体を傾けすぎると地面にあたってしまいます。コーナーがきつい場面ではハンドルよ切るようにして曲がることが重要です。
また、スポーティーなきびきびとした走りをしたい方には向きません。
あくまで「とことこ」ゆったりと走るバイクです。ですが、低速で十分なトルクがあり、高速道路でも安定して走れるので、ゆっくりながらも余裕ある走りを実現したい方にはおすすめです。
第四位 ヤマハ YZF R25
第四位はヤマハのYZF R25です。フルカウルのスポーティーな見た目が特徴で、若者を中心に非常に人気が高く、見た目のかっこよさが人気の秘訣だと思います。
価格
- YZF-R25 ABS
- 654,500円 [消費税10%含む] (本体価格 595,000円)
- YZF-R25
- 610,500円 [消費税10%含む] (本体価格 555,000円)
どんな人におすすめ?
★軽いバイクに乗りたい
★スポーツバイクに乗りたい
★足つきの良いフルカウルバイクに乗りたい
YZF R25は167kg、ABS付きは170kgと軽く、重心が高い為、取り回しがすごく楽です。
また、スポーツバイクながら楽なポジションで、ツーリングメインでも疲れにくくなっています。
スポーツバイクらしいフルカウルの見た目と高回転でフィーリングの良いエンジンは非常に魅力的で、高速域での運転が非常に安定しています。
シート髙が780mmと他メーカーの250ccフルカウルバイクと比べても、最も低いシート髙です。フルカウルバイクに乗りたいけど、「足つきが...」と思っている方にはぜひ検討してほしいです!
参照画像は155cmの方の足つきです。女性のオーナーさんも非常に多いです!
250ccのため車検もないので、高速も乗れて、維持費も抑えられる非常に良いバイクです。
向いてない人
△足つきの良いバイクに乗りたい
△人と被りたくない
先ほどフルカウルバイクにしてはシート髙が低いと言いましたが、やはり、他の種類のバイクと比較すると高い部類に入ります。足つきが悪いと立ちごけの原因にもなるので、一度実車確認をして自分にあったバイクなのかをチェックすることが重要です。
シート髙を下げるキットを使ったり、厚底のブーツを履くなどすると足つきに関しては、ある程度何とかすることができると思います。
また、また、YZF R25は非常に人気があり、2019年度126cc~250ccのバイク販売台数ランキングでは同じエンジンを使ったMT25と合わせて第3位(5030台)にランクインしています。そのため、道の駅などに行くと高確率でYZF R25に遭遇します。
また、高回転型のエンジンのため、高速走行時にはかなり振動を感じるため、ハンドルのグリップ交換や、ハンドルバーウェイトなどを使うことで、改善する必要がありそうです。
第五位 ヤマハ ドラッグスター400
第五位はヤマハのドラッグスター400です。生産終了してもなお、非常に人気のあるバイクで、圧倒的な見た目のかっこよさが人気の秘訣だと思います。
中古価格は以下を参照してください。
また、シャフトドライブが採用されているため、1万km毎に1回程度、シャフト内のグリスを交換するだけでいいので、チェーンを掃除したり、注油する必要がありません。
シャフトドライブ(シャフト駆動)とは、バイクチェーンが後輪を回す一般的な仕組みとは異なり、ドライブシャフトと呼ばれる金属棒パーツが後輪を回すように設計されています。主にエンジン部分から後輪軸部分にかけて連結され、後輪を回すための動力はシャフト両端に取り付けられた歯車を介して伝わるようになっています。
どんな人におすすめ?
★重厚感のあるアメリカンバイクに乗りたい
★ゆったりとしたポジションで乗りたい
★大きなバイクに乗りたい
ドラッグスター400はメッキパーツが多く使用され、車体に似合う大きめのシートは座り心地が良く、非常に高級感がある仕上がりになっています。
また、車体サイズが他400ccバイクと比較すると非常に大きいので、中型免許しか持ってないけど、大型バイクのような貫禄があるバイクに乗りたい方には非常にオススメです。
向いてない人
△軽いバイクに乗りたい
△楽に取り回ししたい
△スポーティーな走りをしたい
ドラッグスター400は車両重量234kgと非常に重たいです。
アメリカンのため、重心も低く、取り回しなどで慣れるまでは非常に苦労します。購入前に販売店で重さや取り回しのしやすさなどを確認することをおすすめします。
また、車両重量があるゆえに、走行中は走りが重く、停止時にはブレーキの利きが悪く、坂道では発進しづらいと感じることがあります。ですが、ゆったりとしたポジションで、「とことこ」とゆったりツーリングを楽しみたい方にはいいバイクだと思います。
最後に
今回は2020年10月時点での最も検索されているバイクランキングを第五位までまとめてみました。
クラシック、アメリカン、スクーター、フルカウルと幅広くランクインしていました。
どのバイクにも個性があり、自分がどんなバイクが好きか、どんなバイクに乗りたいか、どんなバイクと相性がいいかなど、バイク選びにはいろんな観点があります。
どんなバイクを買おうか迷っている方は、実車や実際にそのバイクに乗っている人のインプレッションなどを複数見ることをおすすめします。
気になっている車体のレビューがオーナーさんの偏った意見だったりすることもあり、話を鵜呑みにしてしまって後悔してほしくありません。
いろんな方のレビューを見ながら、そのバイクの特性を知ることが大切です。
また、短時間のインプレッションでは、そのバイクの一部しか知ることができないので、長く乗っている方のレビューを参考にすることをおすすめします。
今回の記事がバイク選びの参考になれば嬉しいです。