こんにちは! バイク歴約10年 フルカウル一筋の林です!
今回は、僕が大好きで所有しているフルカウルバイクについて解説します!
バイク初心者の方もこの記事を読めば大体のフルカウルバイクのことが理解でき、欲しくなってしまうかも!?
フルカウルバイクってどんなバイク?
フルカウルバイクとは、バイクにカウル(バイクを覆う樹脂の外装パーツ)を取り付けたバイクの事をいいます。
よくわからないなという方は、初代仮面ライダーか仮面ライダーWのバイクをイメージしていただけると分かりやすいと思います。
ちなみに僕自身もフルカルバイクを所有しており、紹介記事もありますので是非ご覧ください
-
-
【オーナ歴3年】CBR650Rを低身長ライダーが足つきと乗り心地をインプレッション!【ツアラー?スポーツ?レビュー・感想・ブログ・長距離】
今僕が乗っているバイクCBR650Rについて解説したり感想を言っていきます!!
細部まで詳しく解説しているので、これを読んだらCBR650Rに乗りたくなること間違いなし!続きを見る
なぜカウルを付けるのか
防風性
バイクに乗っていて一番に当たるものは風です。
その風を味方につけるためには、空気抵抗を減らしたり、浮力を抑えたりした形状のカウルを付けることが友好的です。
バイクの走行抵抗を減らしたりバイクが高速走行時に浮いたりするのを防いでくれます。
車体だけでなくライダーにも利点が
カウルと取り付けるとライダーに本来当たる風をカウルが身代わりになって受けてくれるので、ライダー自体に風が当たらないようになります。
その効果を増やすためにカウルに取り付けます。
スクリーンというものをさらに大きくして、ライダーに風が当たらないようにするものもあります。
バイクは風を受けて走るもの!?
風が当たらないなんてバイクに乗る意味がない!!
なんて思う人もいると思いますが、高速道路走行時は風が非常に強かったり、長距離ツーリングなどでは、カウルが風受けてくれた方が疲れないなどの利点があります。
個人的にはカウル付きの方が好きですが、好みの問題になると思います。
どんなバイクにフルカウルがが多いのか
前述した利点の通りフルカウルバイクには「走行性能を求めたスポーツバイク」「長距離運転を前提としたツアラーバイク」などに多く採用されています。
メーカー別に国産4社の代表バイクを挙げていきます。
HONDA
SS CBR1000RR
ツアラー VFR800F
今回縁あってもんろーがVFR800Fを所有することになりました!!
長距離もスポーツ走行も楽しめるとてもいいバイクです。
-
-
【V4は最高】女性オーナーがVFR800Fを詳しくインプレッション【重い?・RC79・レビュー・インプレ・ブログ・ 納車・女性ライダー・HONDA・HYPER VTEC】
こんにちは!!バイク歴約3年、大型免許取得後約1年のもんろーです! 3年間レブル250に乗っていて、先週、夢のVFR800Fを納車しました。 中型バイクの免許を取ったときに ...
続きを見る
YAMAHA
SS R1
ツアラー FJR1300
SUZUKI
SS GSX-R1000R
ツアラー S1000F
KAWASAKI
SS ZX 10R
ツアラー Ninja650
このようなラインナップになっております。
代表的なものを抜いただけなのでまだまだ沢山ありますが、この当たりを抑えて置けばフルカウル雑談についていけると思います。
フルカウルの欠点
あまり触れたくないところですがフルカウルバイクの欠点にも触れていきましょう。
重量が重たくなる
フルカウルは、ネイキットのバイクにカウルをプラスしたと考える方が簡単でいいと思います。
カウルやカウルを取り付ける部品の分だけ重量が重たくなってしまいます。
カウルが高い
バイクに乗っている限りバイクに傷がつくのは、避けられない事態だと思います。
飛び石、接触、転倒など様々な理由があると思いますが、傷ついてしまったカウルを交換するとなると結構な値段がします。
バイクの種類によっては、サイドカウルを上下分割式にして、傷ついたカウルだけ交換できるものもありますが、それでも1枚で万単位の修理代になってしまいます・・・
ちょっとした傷の場合はステッカーを貼って隠してしまうのもありだと思います。
傷が深く割れてしまったカウルは、走行中落下する場合があるので、取り外すか、プラリペアなど補修材を使用して修理することをおすすめします。
-
-
【初心者必見】バイクで転倒した際に修理が必要になるまたは壊れる部品7箇所+α紹介!!【立ちごけ・点検・見る場所・チェック・どこ】
こんにちは! バイク歴約10年で立ちごけも何度か経験がある林です!! 今回の記事では、レブルで転倒した際に交換した部品の話も交えつつ、バイクで転倒した際に修理が必要になるまたは壊れる部品 ...
続きを見る
整備性が悪い
何をするにしてもカウルを外さないと始めらない車種もあります。
幸いにもCBR650Rは、カウルを取り外さなくてもオイル交換ができる配慮がされていますが、大抵のバイクはサイドカウルを外さないとオイル交換すらすることができません。
慣れてしまえばカウルの着脱は容易なものだと思いますが、カウル自体が大きいので、慣れていないと着脱時に傷をつけてしまうこともあります。
カウルさえ外れてしまえば、ネイキットバイク同じ整備性になりますが、フルカウルのバイクで一番大変なのはアッパーカウル(バイク正面)のカウルの着脱です。
車種にもよりますが、アッパーカウル単体を着脱するのにミラーやウィンカーなどの付属部品の着脱が必要になります。
メーターの電球が切れたためにアッパーカウルを取り外し、電球を変えてまたアッパーカウルを取り付ける作業をすると、電球を交換する作業よりもアッパーアウルを着脱する時間の方が長くなってしまいます。
カウルの有無でこのように整備時間、難易度が急に変わってしまいます。
横風に弱い
正面からの風は綺麗に後方に流して空気抵抗を小さくすることができますが、橋の上などの横風には、非常に弱くなってしまいます。
普通のネイキットバイクは隙間があるので、横風を受けるとその隙間から風が抜けて多少風が抜けていきますが、それでもハンドルを取られたりまっすぐ走るのが困難になったりします。
フルカウルは、基本的に横方向に抜ける隙間がなく、カウル全体で横風を受ける形になります。
分かりやすく説明すると船の帆のように風を受けてしまい、抜けるところがない風は車両を横方向へと押しやっていきます。
冗談ではなく、本当に強風の場合は直線でもバイクを傾けて走ったりすることもあります。
-
-
【倒れやすい!】強風の時にバイクに乗らない方がいい理由 【デメリット・危険・転倒・疲れる・横風・台風・ 事故】
こんにちは、バイク歴約10年の林です!! 最近は寒波の影響で寒い日や強風の日が多いですね。 今日は風の強い日にバイクに乗らない方がいい理由を紹介したいと思います。 この記事を読むと強風のときに気をつけ ...
続きを見る
熱が籠って熱い
ネイキットバイクでも、夏場、エンジンの熱が体に伝わってくることがあります。
バイクの構造上エンジンの上に人が乗る形になるので仕方がないですが、ネイキットバイクはエンジンがむき出しで熱が籠ることがなく放熱することができます。
では、フルカウルバイクはどうでしょう?
熱いエンジンに覆いかぶさってカウルがついています。
簡単に言うとエンジンの熱を放熱するどころか保温してしまっている状態になります。
エンジン本体もどんどん熱くなっていくどころか、車体全体が熱くなってしまい、スーパースポーツなどによくありがちなんですが、「フレームに足を付けていたら、火傷をしてしまった」など怪我をしてしまう程熱くなってしまいます。
VFRは、フルカウルバイクの中でも特殊なエンジンなので特に熱いと言われています。
こちらのVFRの記事も参考にしてください。
-
-
【重い?】オーナーがVFR800Fのインプレ デメリット 【不人気?・熱い?・レビュー・女性ライダー・大型バイク・HONDA・RC79】
こんにちは!!もんろーです! 先日、VFR800Fを納車したのですが、前回の記事ではVFRのメリットを主に書いたので、今回はデメリットを中心にまとめていこうと思います。 デ ...
続きを見る
一般的なフルカウルバイクならそこまでには達しませんが、参考までに書きました。
まとめ
大体のフルカウルバイクの利点や欠点などを紹介させていただきました。
初心者でフルカウルバイク見た目がかっこよくて興味はあるけど、どんなバイクか分からず、くすぶっている方もいると思います。
僕も見た目がとても好きでフルカウルバイクに乗っていますが、カッコイイだけではなく、このような利点や欠点を知っているともっとバイクへの理解が深まると思います。
バイク選びは楽しく難しいこともありますが、僕の記事が皆様のバイク選びの参考になれば嬉しいです。
他にも初心者向けの記事が沢山あるのでよかったら見ていってください!!
-
-
【前傾姿勢はきつい?】ネイキッド一筋がフルカウルバイクに乗ろうと思ったワケ 【乗車姿勢・ツーリング・疲れる・乗り換え理由・バイク乗り換え】
こんにちはバイク歴3年、大型バイクの免許も持っているもんろーです! 私は、中型免許を取得してから2年以上経つのですが、免許をとった当時、フルカウルバイクに乗るとは思ってもいませんでした。 ...
続きを見る
-
-
【女性ライダー】両親にバイクの免許取得を大反対された話【危険・危ない・事故・心配・やめとけ・趣味・オートバイ・やめたほうがいい・無駄】
ライダーになりたい方は両親に反対されることが多いと思います。実際、2輪の死亡率は非常に高く、決して安全な乗り物とは言えません。ですが、事故を未然に防ぐため、かもしれない運転をすることで、事故にあう確率を非常に低くすることは出来ます。
続きを見る