こんにちは!もんろーです!
みなさんはチェーン清掃はした事ありますか?
チェーン清掃は通称「チェンシコ」とも呼ばれ、ブラシでチェーンをしこしここするときのしぐさや音からそう呼ばれています。
やったことのない人は大変そうなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
チェーン清掃は長期間しないで放っておくと、チェーンが錆びてしまったり、チェーンの動きが鈍くなる原因にもなります。
今回は、チェーン清掃の仕方と、おすすめの用品を紹介したいと思います。
チェーン清掃の頻度は?
人にもよりますが、500kmに1度のメンテナンスがおすすめです。
だいたい長距離ツーリング1回につき1回清掃するのが良いと思います。
頻繁に乗らない方でも、月に1~2回はメンテナンスを行うことで、チェーンの潤滑、錆防止にもなります。
頻繫にチェーン清掃ができない方は注油のみするだけでも全然違います。
チェーン清掃の仕方
リフトアップ
チェーン清掃をする際は、タイヤを回しながら行うため、センタースタンドを立てたり、メンテナンススタンドを使用する必要があります。
メンテナンススタンドをスタンドと反対側のスイングアームに設置することでタイヤが浮き、楽にチェーン清掃を行うことができます。
スタンドの反対側から車体を支えてくれるので、地震や台風などの転倒防止対策としても非常におすすめです。
女性の方でも楽にリフトアップすることができます。
チェーンクリーナー
次に、チェーンクリーナをチェーンやブラシに吹き付けます。
チェーン清掃は手が汚れるので、手袋を着用し、汚れてもいい服で行いましょう。
クリーナーのおすすめはたくさん入って安い、KUREのチェーンクリーナーです。
一般的なバイクのチェーンにはシールチェーンが使われており、チェーンのプレート同士を固定しているピンの周りに塗られているグリスを保持するために、シールが使われています。
強い溶剤などを使うと汚れ自体はよく落ちますが、シールの素材であるゴムが劣化してしまい、結果として、チェーンの寿命を縮めることになります。
一方でKUREのチェーンクリーナーはシールチェーン対応で、防錆効果もあるので安心して使用できます。
ブラシは、チェーンを3面から挟み込むように使用できるものがおすすめです。
チェーンを挟み込んで、タイヤを回しながら清掃します。
この時、汚れた液体が地面に垂れて、水で流してもなかなか落ちないので、汚してはいけない方は下に何かひくのをおすすめします。
ブラシでこすって浮いた汚れをチェーンクリーナーで流してを何度か繰り返します。
チェーン清掃は終わりがない世界なので、自分の気が済んだところでやめてOKです。
チェーン清掃をした後は汚れをウエスでふき取ったのち、水で流さず、チェーンクリーナーが揮発するのを待ちます。
仕上に、同じくKUREのスーパーチェーンルブで注油します。
注油することによって、スプロケットなど他パーツとの摩耗防止や、チェーン表面の錆防止にもなります。
注油の際は周りにオイルが飛び散らないように、ウエスや板などでガードしながら注油するのがおすすめです。
チェーン清掃や注油の際はチェーンを外すときの目印となるつなぎ目部分から行うと、一周した際にわかりやすいです。
注油後はオイルを馴染ませるために5~10分ほど置き、ウエスで余分な油をふき取ったら、チェーン清掃時は完了です。
清掃後と清掃前
チェーンの状態は悪く、表面が錆びていたので時間が通常よりもかかりましたが、それでも15分ほどで清掃は終了しました。
上の写真は清掃前の物です。
こちらが清掃後の写真です。
錆で腐食してしまった部分以外は汚れがきれいに落ちてきれいになりました。
バイク屋さんに頼むと30分で~2860円~なので、ディーラーで整備にだすとさらに高くつくと思います。参考元
チェーン清掃はメンテナンス頻度も高く、毎回ディーラーでやってもらうにはお金がかかりすぎるので、一度必要なものをそろえてしまい、自宅で気が向いたときにしっかりと清掃をするのがおすすめです。
最後に
今回は、チェーン清掃のやり方とおすすめの用品を紹介しました。
慣れれば10分程度でできるので時間がある時に一度挑戦してみてください!!
動画でも紹介しておりますのでこちらも参考にしてください。
今回紹介した用品はこちらです。