こんにちは、バイク歴約10年の林です!
今日は初心者の方で「シフトアップは、怖くないけど【カクンとなったりショック】が出るから怖い!!」と感じる人のためにまずなぜ【カクンとなったりショック】がでるのかとどうすれば【カクンとなったりショック】がでないのか解説します!!
なぜ【カクンとなったりショック】がでるのか
シフトダウンした際にクラッチを繋いだら【カクンとなったりショック】が出た経験はないでしょうか??
シフトダウンをするともちろんエンジンの回転数が大きくなるのは当たり前のことですが、それ以上に大きな振動が出ているときは、エンジンの回転数とタイヤの回転数の差が大きい場合に無理やりクラッチを繋ぐと振動がでてしまいます。
なので【カクンとなったりショック】を出さないためには、エンジンの回転数とタイヤの回転数の差をできるだけ小さくするように心がけて運転することで上手なシフトダウンをすることができます。
素早く落としてみる
前述した通りにエンジンの回転数とタイヤの回転数の差が大きい場合に無理やりクラッチを繋ぐと【カクンとなったりショック】が発生してしまいます。
通常走っているときは、エンジン回転数とタイヤの回転数は様々な部品を経由して動きが連動しています。
ですが、シフトチェンジの際にクラッチを切ることでエンジン回転数とタイヤの回転数は連動しなくなってしまいます。
エンジンはアクセルを開けないとすぐにアイドリング回転数まで落ちてしまいますし、タイヤは、走行しているので慣性が働きながら少しずつ回転が落ちていきます。
前述した通りエンジンの回転数とタイヤの回転数の差が大きくなってしまった状態なので、そのままシフトダウンをしてクラッチを繋ぐと大きな振動が出てしまいます。
なので、できるだけクラッチを切っている時間を短くしてタイヤの回転数とエンジンの回転数の差を少なくするために素早くシフトダウンをする練習をすると振動が少なくシフトダウンすることができます。
最初のうちは、丁寧な運転を心がけてしまうのでシフトダウンの時にゆっくりやってしまいがちです。
いつもシフトダウンの時に大きい振動がでてあまり上達していないなっと思う方は、是非一度素早いシフト操作でシフトダウンしてみると上手にシフトダウンすることができると思います。
ただしどれだけ素早くシフトダウンしてもタイヤの回転数とエンジンの回転数は発生してしまうので、上手にシフトダウンできるようになったら次で紹介するブリッフィングを行うようにしましょう。
ブリッフィング
前述した通りエンジンの回転数とタイヤの回転数の差が大きくなってしまったときに大きな【カクンとなったりショック】がでてしまいます。
前述したやり方は、できるだけエンジンの回転数とタイヤの回転数の差が出る間にシフトダウンするやり方ですが、ブリッフィングはエンジン回転数が落ちてしまった時にエンジン回転数を上げてエンジンの回転数とタイヤの回転数の差を少なくする方法です。
やり方としては、シフトチェンジする際クラッチを切ると思いますがクラッチを切って時間が経ってしまうと前述したとおり差が開いていく一方です。
その際にブリッフィングを行うとエンジンの回転数が上がりエンジンの回転数とタイヤの回転数の差が小さくなり振動も少なくなります。
ブリッフィングを行うことで、エンジン回転数が落ちてしまったときでも振動を少なくシフトダウンすることができます。
適正なギア感覚を覚える
ブリッフィングでエンジンを最適な回転数まで上げるためには、自分バイクのギアレシオをしっかり把握することが大切です。
ギアレシオなんて言われても分かりにくいと思いますが、簡単に言うと〇速の時にエンジン回転数が何回転で何キロ出ているかを把握するだけです。
具体例を出すと5速 3000回転 60キロで走っている場合にシフトダウンすると4速 3500回転 60キロになることが分かっていればシフトダウンするときに3500回転にブリッフィングすればシフトショックなく変速することができます。
適正なギア感覚を覚えるを覚えればバイクを操っている感覚が増し運転も楽しくなるので、少しずつでも把握していくと良いでしょう
まとめ
初心者の方でシフトダウンに恐怖を感じている方向けに、できるだけ上手にシフトダウンする方法を紹介しました。
最初はうまくいかなくてぎこちないシフトダウンになってしまうと思いますが、しっかりと練習をしてブリッフィングまでできるようになると殆ど振動なくシフトダウンすることができるようになります。
ブリッフィングまでできる様になると自分でバイクを操っている楽しさが増し、ますますバイクを好きになれます!!
一年経ってタンデムできるようになるとタンデムシートに人を乗せて走る機会もありますし、その際に振動のないシフトダウンを行ってもタンデムシートの人が不快にならないような運転もすることができます。
ただ、これらの練習を公道で行うと予期せぬ動きをしてしまった時に事故になってしまうので教習所やバイクの練習場などで練習しましょう。
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