こんにちは、二級二輪整備士の資格を持っている林です!!
今日は先日CBR650Rのオイルとオイルフィルター交換をしたので、その際の手順を簡単に紹介します!
今回は長くなるので、オイル交換に必要な物とオイルを抜くまでを紹介します。
バイクのオイル交換がどのような感じで行われているのか参考にしてください!!
準備する物
交換部品
エンジンオイル
今回は、アマゾンで販売されているAZのオイルを使用しました。
もともとAZのチェーンオイルを使用していたので、エンジンオイルも使用したいと思い購入しました。
ドレンガスケット・オイルフィルター
こちらもオイル交換をする上で必要になるものです。
自分はちょうど点検時期だったので今回は、点検の際にホンダドリームで純正のガスケットとオイルフィルターを購入しました。
社外品に抵抗がない方はこちらのセットを買うことで、ドレンガスケットとオイルフィルターを一度に購入することができます!
工具
12mmソケット+ラチェットレンチ または、12mmのレンチ
自分は、12mmのソケットレンチとラチェットレンチを使用しました。
オイル交換のみの作業であれば、こちらだけで作業をすることができます。
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オイルフィルターレンチ(64㎜)
オイルフィルターの交換には、オイルフィルターレンチが必要です。
自分は、どんなサイズでも作業ができるオイルフィルターで作業をしましたが、オイルフィルターとオイルパンの隙間が小さく当たってしまいました。
なので64mmのオイルフィルターレンチを購入することをおすすめします!
トルクレンチ
整備に慣れていない方は、トルクレンチを購入することでボルトを締めすぎたり逆に緩く締めてしまうことがなくなります。
ボルトを締め込みすぎてしまうと、バイクが故障してどうにもならなくなってしまいます。
整備初心者の方が一番最初に買っても良い工具なので是非購入してください。
また何度か整備の経験がある方でトルクレンチを所有していない方は、油性ペンなどでマーキングすることで、大体の締め付け目安がわかります。
ただ確実に作業するのであればしっかりとトルクレンチを購入しましょう!
オイル受け
エンジンオイルを受けるための道具も用意しましょう!
使用済みのオイルをガソリンスタンドや点検を受けているお店で引き取ってもらう場合には、このような受け皿タイプがおすすめです。
オイルをゴミとして出す場合には、こちらのタイプがおすすめです。
オイルを清掃する物
オイル交換をする際にドレンボルトや、オイルフィルターの取り付け面に付いたオイルを清掃する必要があります。
自分は、パーツクリーナーとウェスを使用しました。
オイルフィラーキャップを緩める
初手にドレンボルトを緩めたくなる所ですが、まずオイルフィラーキャップを緩めましょう。
何故かというとCBR650Rの様な新しいバイクだと余程ありませんが、古いバイクなどのオイル交換をするとフィラーキャップが緩みにくくなっている場合があります。
フィラーキャップが緩まないとエンジンオイルを入れることが出来ないので、エンジンオイルを抜く前に必ずフィラーキャップが緩むことを確認しましょう。
アンダーカウルを取り外す
今回はディーラーの方にアンダーカウルを外さないいとオイルが付着すると聞いたのでアンダーカウルを取り外しました。
ですがアンダーカウルを取り外すのがとても面倒だったので次回からは、アンダーカウルを取り外さずに作業したいと思います。
画像がないので大体のネジの位置を紹介します。
見えているネジを外せば外れると思っていましたが、一か所カウルをめくりながらカウルのネジを外すところがあるので、とても面倒でした。
カウルのネジを取り外した後は、樹脂製クリップを取り外す必要があります。
樹脂製のクリップもフロントタイヤが巻き込む汚れや、砂によって取り外しにくくなっていました。
樹脂製のクリップは、この辺りにまとまって使われいるので取り外せない場合には、再度取り外し忘れがないか確認しましょう。
ドレンボルトを緩める
ドレンボルトを緩める前に、トルクレンチを使用しない方は、写真のようにドレンボルトとオイルパンにマーキングをしましょう。
こうすることによって、大体どれぐらいで締め付けられているのかが分かります。
大体なのでトルクの具合が分からない方は、しっかりとトルクレンチを使いましょう。
工具をドレンボルトにしっかりとかけて矢印の方向に力を加えていきます。
この時どうしても緩まない場合は、回す方向が確かにあっているか確認して合っている場合には、前回の作業者が締めすぎているかネジが壊れている可能性があるので、不安な方はいつもお世話になっているお店に持ち込む方が良いと思います。
ドレンボルトが緩んだらあとは、ドレンボルトが外れるまで同じ方向に回していきましょう!
ドレンボルトが外れる前にオイルが流れ始めるので、そこからはドレンボルトを素早く取り外せるようにドレンボルトを掴みながら外すようにしましょう!
上手くドレンボルトを外せると、手にオイルが掛かることなく外すことができます。
取り外したドレンボルトには古いオイルが付着してるので、パーツクリーナーとウェスで清掃しましょう!
ツイッターに動画も上げてあるのでよかったら参考にしてください。
これは、ビビりながらドレンボルトを外す林 pic.twitter.com/87ru9F3g7K
— 林 @バイク初心者のためのブログ毎日更新中です!! (@hayhayasi) July 9, 2021
オイルフィルターを緩める
オイルフィルターは、車両の下に向いて付いているので作業をしていると回す方向が分かりにくくなります。
反対方向に回してしまうとオイルフィルターが取れないだけでなく、オイルフィルターの取り付け部分が壊れてしまうので、回す方向には、気をつけましょう。
車両左から作業している場合には、ラチェットレンチを右手に持ってそのまま引く方向に力を入れれば緩めることが出来ます。
少し緩んだら手でオイルが出てくるまで回転させましょう。
ある程度回すとオイルが垂れてくるので、オイルが垂れてこなくなるまで放置します。
オイルが垂れなくなったら、オイルフィルターを取り外しましょう。
オイルフィルターを取り外すとオイルフィルターの取り付け部分がオイルで汚れているので、パーツクリーナーとウエスを使用して清掃しましょう。
まとめ
今回は、エンジンオイルを抜くところまでを紹介しました。
CBR650Rは、フルカウルバイクの中でもオイル交換がし易いバイクなのでカウルを取り外す以外は、スムーズに作業することができました。
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