こんにちは、元整備士で毎日トルクレンチを使用していた林です!
今日は、トルクレンチを緩めるのにも使えるのかを紹介します!
結論としては、緩めるのに使用できるトルクレンチもあります。
そもそもトルクレンチとは、正しい締め付けトルクでしめるために使用される工具です。
トルクレンチの詳しい説明は、こちらの記事で紹介しています。
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計測機器は、正しく使用する
工具の使い方などを学んでいると工具の中でも測定機器は、特に丁寧に扱わなければいけないと教わります。
測定機器は繊細な物が多く、外部からの衝撃を加えてしまったり、間違った使い方をしてしまうと測定結果が狂ってしまい使い物にならなくなります。
測定機器は基本的にい高価な物が多く、トルクレンチも例外ではありません。
なのでトルクレンチも丁寧に扱うように学びます。
基本的には、基本的にトルクレンチは締め付けトルクを正しいものに使うので使用用途しては、緩めるのは、間違った使い方になります。
なのでインターネットなどで検索するとトルクレンチを使用してネジを緩めるのは、間違っていると記載されています。
実際にトルクレンチの種類にもよりますが、緩めるのに使用すると壊れるものもあります。
例外的に
ですが緊急時にトルクレンチを使用して緩めることができる物もあります。
こちらにも記載してありますが、締め付けトルクが分からない物に対してトルクレンチを使用して緩めてしまうと内部の機構が壊れてしまうこともあります。
一度トルクレンチが許容できる範囲で締め付けた物に対して緩める行為ができるトルクレンチもあります。
ただし時間が経過してネジ内部にサビや劣化が起こりネジが外れにくくなってしまった場合には、使用することはできません。
トルクレンチで回転方向を変えることができる機構が付いている理由
トルクレンチの種類にもよりますが、ラチェット機能を有しているトルクレンチでラチェットレバーを切り替えることによって矢印方向(締める方向)と逆の方向に回すことが出来る物もあります。
こちらは緩めるために使うというよりも、締め付けの際にネジに噛みこんでしまったソケットを外す時に使用するためにもあるそうです。
まとめ
トルクレンチの種類にもよりますが、緊急時にトルクレンチを使用して緩めることができる物もありますが、基本的にネジを緩める工具ではありません。
なのでトルクレンチとは、別に緩めることが出来る工具をしっかりと用意しましょう。
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