こんにちは、もんろーです!!
今回は、夏直前ということで、RS TAICHIのLIQUID WIND(リキッドウインド)を気温30℃越えの中200kmのツーリングの中で使用してみたので、使用感などを細かくレビューしていこうと思います。
装着の仕方や冷却水の出方などは過去の記事で紹介していますので、よければそちらをご参照ください。
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装着感
重量
重量はアンダーシャツ+スターターキット(冷却水なし)の状態で約350gです。
専用リキッドが300mlなので、初回仕様時はリキッドを全量入れればペットボトル1本分くらいの重さが全体にかかるのですが、装着した感じは非常に軽く、全く違和感はありません。
車体にまたがると
左の太もも部分にくるようにベルト等々調整すると全く車体にも干渉しません。
ボトルは下向きにセットしますが、中のリキッドが漏れてくることもありませんでした。
グローブをはめたままでも握れる
今回は、夏用のグローブを使用しましたが、信号停止中にグローブをはめたままでも簡単に握ることが出来ました。
わざわざジャケットのジッパーを開けなくてもリキッドでインナーが濡れている、乾いてきたなどを肌で感じることが出来ました。
走行中の冷たさ
気温25℃以下
外気温25℃以下だと、ボトルの中のリキッドがまだ外気で温まっていないので、首元にメンソール入りのリキッドのスーッとした感じが伝わってきて気持ちよかったです。
走行風で太い血管のある首部分が冷やされて、とても涼しく感じました。
25℃以下だと、リキッドもなかなか乾かないため、噴射する回数もかなり少なかったです。
気温30℃以上
外気温30℃以上になると、リキッドがぬるくなり、リキッド単体での涼しさはほとんどありません。
リキッドボトル本体に保冷剤を入れるくぼみがあるので、そこに保冷剤をいれれば多少は冷たいリキッドが出るのかもしれません。
ですが、ツーリングの帰りに買った冷凍もののお土産と大きめの保冷剤が保冷袋の中で3時間ほどでふにゃふにゃになってしまったので、真夏の気温の中でもっても3時間程度かと思います。
走行風があると涼しさを感じますが、リキッドが乾くのが早く、10分程度で半乾きになってしまうので、液体の消費量がとても多かったです。
走行時間約2時間でリキッド300mlの4分の1程度を使ってしまったので、丸一日ツーリングすることを考えると、毎回300mlのパウチを使い切るイメージだと思います。
1パウチ660円(税込)なので、ツーリング毎にこの消費量は、正直コストパフォーマンスが悪いように感じます。
リキッドが乾くと
リキッドが乾くと、とっても汚くなります。
匂いは無臭なので、不潔というわけではないのですが、これではジャケットを脱ぎたくても脱げませんよね。
ちなみに、メーカーはベスト(別売り)の着用を推奨しているので、ベストを着用すればジャケットにリキッドが付着しにくく、リキッドが乾いたシミなども見えなくなります。
ぶっちゃけ買いか?
正直、私は購入費用と効果が見合っていないように感じます。
理由としては、以下の3つです。
- ランニングコストが高い
- リキッドの消費量が大きい
- 気温が高いとあまり冷えない
何と言っても、ランニングコストで専用インナーとスターターセットに10,530円(税込)がかかるのが大きいです。
最近私が利用しているネッククーラーEVOは5,980円(税込)でバッテリー付きで2時間コードレス運転でき、充電が切れたら車両の電源やモバイルばてりーからも給電可能なので、大きい容量のモバイルバッテリーさえあれば1日中冷たいプレートで首元を冷やすことが可能です。
一方リキッドウインドの場合は、リキッドが乾いてきたらそのたびにスプレーボトルのトリガーを引く必要があるので、手間がかかったり、使い終わったらホースの中のリキッドを抜いて乾かす、インナーを洗濯する必要があるので、費用対効果が見合わないというのが正直な感想です。
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最後に
今回は、リキッドウインドの走行レビューをしてみました。
発売前からかなり話題になっており、とても良さそうだと思ったのですが、つかってみると結構不便なことが多くありました。
男性の方はあまり困らないかもしれませんが、スプレーボトルを外してもホース部分が身体に装着されている状態なので、洋式トイレでホースが便器に入らないかヒヤヒヤしながらしました(笑)
取外しもホースを抜くとホース内のべたべたした液体が出てきてしまうので、使用するのにも工夫が必要だと感じました。
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