こんにちは、もんろーです!!
今回はレブル250がリコールになった際に、代車で貸してもらった2018年発売のPCX150の走行性能や各部のインプレッションをしていこうと思います!
PCX150インプレッション
HONDAのスクータータイプのオートバイです。
同一の車体サイズで、PCX(125cc)/PCX HYBRID/PCX150/PCX150 ABSと4種類展開されています。
デザインは細部までこだわりが感じられ、非常に高級感のある見た目になっています。
スペック
乗り心地
実際に乗ってみてどれくらい走れるの?というのが今回一番お伝えしたかったポイントです。
私は普段、レブル250というアメリカン/クルーザータイプのバイクに乗っています。
正直レブルは250ccの中では重い部類に入るので、他の軽量なフルカウルバイクに比べたら遅い方だと思います。
ですが、下道においてPCXの加速、巡航性能はレブルのような250ccクルーザーに引けを取らないと感じました。
車両重量が150kgと非常に軽く、取り回しがしやすいのはもちろんのこと、すいすい加速し、コーナーでも安定してバンクできるので街乗り、ツーリングともに使える万能車両だなと言うのが、正直な感想です。
燃費
燃費
平均45km/l
メーターに燃費の表示あり
600km走行した時点では平均燃費45km/lでした。
町乗りメインで割と信号の多い道を走っていたのですが、それでもリッター45kmあるのは低燃費で、お財布にも優しいなと思いました。
シート髙
シートの高さは764mmです。
一般的にシート髙が高いなと感じるのが800mm近くなので、PCXはちょうどいい高さなのかなと思います。
身長173cmの私で両足べたづきでした。
ライディングポジション
シートは大きめで、柔らかく、まるでソファーに座っているかのような質感です。
ALL下道200kmのツーリングでもお尻の痛みを感じることなく、快適に走り切る事ができました。
足を置く位置はある程度確保されており、普通に足を降すと原付に乗るようなスタイルで乗れて、足を前に伸ばして乗ると、ビックスクーター(通称ビクスク)に乗っているような貫禄が出ます。
お店の方に乗り方を聞くと、PCXはニーグリップができない車両なので、コーナーを曲がるときは、足を前の位置に置いて、踏ん張りながら曲がると安定して曲がれるそうです。
普段は、自分の好きなポジションを模索して乗るのがいいかなと思いました。
デザイン
メーター周り
PCXのメーターはデジタルメーターになっており、シルバーの縁取りが美しい、非常に洗練されたデザインになっています。
メーターには、「時計」「平均燃費計」「燃料計」等が表示されています。
ラゲッジボックス
シート下には、大容量収納できる、ラゲッジボックスが装備されています。
公式では容量28Lと記載があり、荷物の出し入れがスムーズに行えるように、蓋が途中で止まるストッパー機能もついています。
フルフェイスのヘルメットもすっぽりと収まるサイズ感なので、ちょっとしたお買い物に行った際にもヘルメットを収納することができるので安心です。
もちろんヘルメットホルダーもついているので、ジャケットなどをしまう事もできて、外付けのボックスがなくてもたくさんの荷物を収納できるところが非常に優秀だと思いました。
フロントインナーボックス
左ハンドル下側には、ワンタッチで開閉ができる、フロントインナーボックスが装備されています。
500mlのペットボトルがちょうど入る大きさで作られています。
ワンタッチなので、停車時に飲み物をさっと取り出せるのがすごく便利です。
よく、市販のドリンクホルダーをバイクに取り付けている方を見ますが、「振動で中のボトルが出てきそうになった」などのレビューをたまに見かけます。
むき出しの状態でドリンクを置くのに抵抗がある方でも、PCXの場合は収納型なので、飛んでいく心配もなくて安心できます。
アクセサリーソケット
PCXはケーブルをつないで携帯などを充電できる、アクセサリーソケットが標準装備されています。
通常のバイクだと後付けになり、主電源から電気を引っ張てきたり、ケーブルが邪魔にならないように上手に配線したりとなかなか手間になる作業をしなくてはいけません。
ツーリングに行く際、携帯をナビ代わりに使っている人が多いと思うのですが、ナビを使用していると充電のヘリが非常に早くなるため、途中で充電しないと帰りまで充電が持たないこともあります。
なので、アクセサリーソケットがついているとツーリング中に携帯を充電しながら走行できるため充電切れの心配をすることなく、快適に走る事ができます。
システム
Honda SMART Keyシステム
PCXには鍵を差すところがありません。
と単純な私は思いましたが、PCXは私が思っていた100倍は賢いようで鍵を持って2~3メートル以内にいないとエンジンがかからないようになっていました。
キーレスのバイクが存在することにびっくりしてしまい、感動が止まりませんでした。
PCXの鍵は車の鍵のような見た目にボタンが2つあって、1つは長時間バイクを使わない時やバイクの近くにいる時にキーのオンオフを切り替えれるボタンです。
2つ目は道の駅などにバイクを停車し、自分のバイクがどれか分からなくなったときに押すとハザードランプが点灯するボタン(イモビライザー)です。
PCXはシート下に収納があるのですが、シート下に鍵を入れてしまうとエンジンがかからなくなるので、レッカーを呼ばないといけなくなるそうです...
便利なスマートキーですが、うっかりシート下に入れないように気を付けましょう!
アイドリングストップシステム
信号待ちなど停車時の燃料消費、騒音、排出ガスを抑え、より高い燃費性能や環境性能を発揮するアイドリングストップ・システム*を採用。スイッチひとつでシステム稼働の切り替えができます。
電子制御式ACGスターターによって、アイドリングストップモードでの停車時からでも静かでスムーズな発進が可能。
右ハンドルにはアイドリングストップに切り替えるスイッチがついており、こちらのモードを使うことでさらに燃費を向上させることができます。
値段
車両本体価格
PCX150 | 380,600円 |
PCX150 ABS | 402,600円 |
※価格は税込み価格
※現在は生産終了しています。
PCX150はABSありが40万ちょっとなので、購入検討中の方は値段で迷う方が多いと思います。
安いバイクなら250ccを新車で50万円~から買えてしまうので、「自分がどのような用途で使うのか」「どれくらい燃費を重視しているか」「ATかMTどちらに乗りたいか」などよく考慮して考える必要があるなと思いました。
販売台数
スクーターの中でも非常に人気の高いPCX150ですが、2019年度の126~250cc以下の販売台数ランキングでレブル250に続いて第2位にランクインしています。
街中を走っていても、通勤、ツーリングなど様々な用途でPCX150に乗っている方をよく見ます。
乗りやすさ見た目ともに非常にいいバイクなので、納得の順位だと思いました!
最後に
今回はPCX150のインプレッションをしました。正直150ccのスクーターなんて..と小ばかにしていたのですが、乗った瞬間に
と逆の意味で裏切られました(笑)
びっくりするくらい快適で、もはやPCX150を増車しようかなと思うくらい非常に魅力的なバイクでした!
これはなかなか文章では伝わりづらく、試乗することで実感できると思うので、検討中の方はまずは実車を見に行くことをお勧めします!
2021年に新型「PCX」「PCX160」「PCX e:HEV」が登場し、さらに人気を集めていくと思います!
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!