こんにちは、もんろーです。
今回は、グーバイクさんのページを参考にして、2020年8月の月間ランキングを参考に、現在に最も検索されているバイクを6位~10位までを紹介します。
バイク別の解説文章にはモトブロガーほか、実際に車両を一年以上所有している方のレビューを参考にしてまとめております。メリットデメリットも詳しく書いているので、参考になれば嬉しいです。
検索ランキング
Ninja 250
第六位はカワサキ Ninja250です。フルカウルのスポーティーな見た目が特徴で、若者を中心に非常に人気が高く、見た目のかっこよさが人気の秘訣だと思います。
価格は654,500円[消費税10%含む] (本体価格 595,000円)
どんな人におすすめ?
★軽いバイクに乗りたい
★スポーツバイクに乗りたい
Ninja250は166kgkg、と軽く、重心が高い為、取り回しがすごく楽です。また、スポーツバイクながらハンドルが近く、高めの位置にあり、ツーリングメインでも疲れにくくなっています。
スポーツバイクらしいフルカウルの見た目と高回転でフィーリングの良いエンジンは非常に魅力的で、高速域での運転が非常に安定しています。
向いてない人
△硬いシートが嫌いな人
△人と被りたくない
△足つきの良いフルカウルバイクに乗りたい
Ninja250のシートは他メーカーのシートに比べて硬い傾向があります。そのため、長距離を走る場面では高確率でお尻の痛みと戦うことになるでしょう。
お尻の痛み軽減グッズとしてゲルザブ(バイク用の低反発クッション)などを取り付ける事によって改善することができます。
また、Ninja250は非常に人気があり、2019年度126cc~250ccのバイク販売台数ランキングでは10位にランクインしています。そのため、道の駅などに行くと高確率でNinja250に遭遇します。
エンブレが利きにくく感じるというレビューもありましたが、Ninja250にはアシスト&スリッパークラッチ機構により、「減速時のショックが軽減され、エンジンブレーキがききづらいと感じる人が多いのかもしれない」との見解も見受けられました。
また、高回転型のエンジンのため、高速走行時にはかなり振動を感じるため、ハンドルのグリップ交換や、ハンドルバーウェイトなどを使うことで、改善する必要がありそうです。
第七位 ホンダ Super Cub110
第七位はホンダ Super Cub110です。長く販売されている実績と信頼性が人気の秘訣だと思います。
価格は280,500円[消費税10%含む] (本体価格 255,000円)
また、スーパーカブは自動クラッチ操作になっており、4速ギアがついているのですが、ギア操作に必要なクラッチの操作が不要になっています。
ロータリー式ギアで、N→1→2→3→4→Nと繰り返すようになっており、ペダルを踏むとシフトアップ、シフトとダウンはかかと側のペダルを踏むことでシフトチェンジが可能です。
走行中に踏んでもNに入らないので安心してください。初めてのギア操作で不安になる人もいると思いますが、やり方さえ覚えればすぐに慣れるので、怖がらずに気楽に乗ってほしいです。
最近は映画「天気の子」仕様のピンクの限定職も期間・受注限定で発売されました。
どんな人におすすめ?
★原付でも60km/hまで速度を出したい
★維持費を安く抑えたい
★燃費の良いバイクに乗りたい
原付二種分類されるため、2段階右折も時速30km制限もありません。しかも、原付二種に乗るのに必要なAT免許は最短2日~で取れるので、乗り始めるためのコストや敷居も低いです。
原付二種の任意保険はファミリーバイク特約で加入することができるので、維持費が圧倒的に安いです。以下は文章はファミリーバイク特約の特徴一覧です。
★年間保険料が単体のバイク保険に加入するより安くなることが多い
★原付が何台でも補償対象に(125cc以下)
★借りたバイクで事故を起こしても補償される(125cc以下)
★ファミリーバイク特約には年齢条件がない
★ファミリーバイク特約を使っても自動車保険の等級に影響しない
カブは郵便配達用のバイクとしても使用され、狭い道でも小回りがめちゃくちゃききます。また、かごを付けると積載も上がるので、買い物、通勤通学からツーリングまで幅広い使い方ができます。
燃費は非常によく、街乗りでも60km/L以上走るそうです。
向いてない人
△高速道路を利用したい
高速道路には総排気量125ccから乗れるのですが、スーパーカブ110は高速道路に乗ることはできません。また、自動車専用道路も通ることができないので、ツーリングメインで購入する方はよく検討された方がいいかと思います。
第八位 ヤマハ ビーノ
第八位はヤマハ ビーノです。コロンとした可愛らしい見た目が人気の秘訣だと思います。
価格は203,500円 [消費税10%含む] (本体価格 185,000円)
2017年にはアニメ「ゆるキャン△」が放送され、主人公のアウトドア好き高校生「志摩リン」が乗っている原付のモデルになったバイクです。
どんな人におすすめ?
★車の免許でバイクに乗りたい
★維持費を安く抑えたい
原付50cc以下の原付であれば、普通自動車免許の免許で運転することができます。普段の買い物から通勤通学と、自転車代わりにちょい乗りするには手ごろでいいバイクだと思います。
向いてない人
△30km/h以上出したい人
△二段階右折をしたくない人
原付は法定速度30km/h厳守なので、道路の左わきを走る事になります。また、右折時に二段階右折の指定のある道路では、歩行者や自転車のように道路内で2段階信号待ちをしなくてはいけません。
道路交通法34条に示されているように、交差点に入る手前で安全なスピードに減速し、右にウィンカーを出しながら道路の左車線を直進します。交差点を渡ったところで車両の方向を変え、ウィンカーを消してから方向を変えた側の信号に従い直進します。簡単に言えば、交差点を真っ直ぐ渡り、向きを変え、また真っ直ぐ進むということになります。
第九位 カワサキ 250TR
第九位はカワサキ 250TRです。70年代の旧車をモデルにしたビンテージルックが人気の秘訣かと思います。2013年を最後に生産は終了しています。
中古価格はこちらを参照してください 250TR中古価格 参照元 グーバイク
どんな人におすすめ?
★70年代のようなバイクに乗りたい
★軽くて取り回しがしやすいバイクに乗りたい
★カスタムを楽しみたい
250TRの全幅は870mmと、非常にスリムな車体になっています。車重も乾燥重量134kgと非常に軽く、取り回しを楽に行うことができます。
また、カスタムバイクとしても人気を集めており、2013年に生産終了となりましたが、カスタムパーツが豊富で、生産終了後の今でも、新品パーツを豊富なラインナップから選ぶことができます。
向いてない人
△給油回数を少なくしたい
△高速道路をメインで使う人
△オフロードを走りたい人
250TRのタンク容量は6.6Lなので、長距離ツーリングに行く方は120km~180km毎に給油をする必要があります。燃費は20~30Lkm/Lほどなので、特別良くも悪くもありません。
高速道路に関して、法定速度の範囲内は巡行も普通に行えるようですが、100km/h以上出すときには車体が壊れそうになる感じがするという声がちらほらありました。
また、タイヤはオフロードバイクに使われるようなブロックタイヤが装備されているのですが、舗装されていない道路が走れる程度で、本格的なダートやオフロードは走ることができません。
一番レビューとして多かったのは、信号待ちなどで停車する際に、突然エンストする「エンスト病」と呼ばれる不具合が起こりやすいようです。過去にはこれ関係の不具合でリコールも出ています。
新車購入したの多くもこの症状を発症していたので、250TR特有かと思います。タペット調整をして改善した例もあるようなので、一度バイク屋さんに聞いてみるのがいいと思います。
タペット調整とは
250TRのエンジンはSOHCというバルブ機構が使われています。エンジンは回転しているカムシャフトの山がロッカーアームを押し、ロッカーアーム先端にあるバルブが閉じたり開いたりすることで、エンジン内に入る空気と、出る排気の調整をしています。
タペット調整とは、SOHCの場合はバルブとロッカーアームの隙間を調整することです。カムシャフトとバルブの間の隙間のことをタペットクリアランスと呼びます。
ここを調整することで、適切な空気が入るようになり、エンジンの調子もよくなります。
タペット調整の工賃…5,100円~6,400円程度
タペット調整をするとき、バイクパーツの取り外しがあると工賃が高くなります。上記の工賃と調整に使ったパーツ代を合わせた料金が、タペット調整にかかる総費用です。バイクショップによって、タペット調整が修理項目にない場合があるので、事前に問い合わせをしてみましょう。
第十位 ホンダ モンキー
第十位はホンダ モンキーです。スーパーカブと並ぶほどのビックネームを持っており、小さいおもちゃのような見た目なのに、ちゃんとバイクの楽しさが詰まっている所が人気の秘訣だと思います。
価格は352,080~円 [消費税10%含む] (本体価格 326,000円)
現在は惜しまれつつも、生産を終了しています。後継モデルとしてモンキー125が発売されました。
どんな人におすすめ?
★小さくておもちゃみたいなバイクに乗りたい
★カスタムを楽しみたい
★車の免許でMT車に乗りたい
モンキーは遊園地の子供用遊具として開発されたのをきっかけに、車載できるレジャーバイクとして発売されました。実用的というよりは非常に趣味性に優れたバイクです。
カブ系エンジンを使用しているため、燃費はよく、旧車ながらカスタムパーツは豊富に存在するので、改造やカスタム好きにはたまらない車両です。
また、モンキーは原付という一位置づけながら4速マニュアルになっています。50ccまでの原付ならAT/MTを問わずに普通自動車免許で乗ることができます。
向いてない人
△高身長の人
△長距離のツーリングに行きたい
バイクが非常に小柄なため、高身長の方が乗ると膝が曲がり、窮屈で足の操縦性が悪くなります。
モンキーに限らず、原付全般は小柄ゆえに、公道では非常にあおられやすくなってしまいます。
また、モンキーは盗難が非常に多い為、駐車時にはチェーンロックなどで周りの物と地球ロックしたり、アラームを付けたりして対策することが必要です。
最後に
今回は9月現在での最も検索されているバイクランキングを6~10位までまとめてみました。
どのバイクにも個性があり、自分がどんなバイクが好きか、どんなバイクに乗りたいか、どんなバイクと相性がいいかなど、バイク選びにはいろんな観点があります。
どんなバイクを買おうか迷っている方は、実車や実際にそのバイクに乗っている人のインプレッションなどを複数見ることをおすすめします。
気になっている車体のレビューがオーナーさんの偏った意見だったりすることもあり、話を鵜呑みにしてしまって後悔してほしくありません。
いろんな方のレビューを見ながら、そのバイクの特性を知ることが大切です。
また、短時間のインプレッションでは、そのバイクの一部しか知ることができないので、長く乗っている方のレビューを参考にすることをおすすめします。
今回の記事がバイク選びの参考になれば嬉しいです。