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【バイクの押しがけとは?】押しがけ のやり方と仕組み、デメリット紹介! 【かかりそう・かからない・オートバイ・エンジンがかからない】

2020年11月18日

こんにちは古いバイクに乗っていた時、常時押しがけをしていた林です!!

 

今日はツイッターやバイクの話題でたま~に出てくる押しがけについて二輪自動車整備士の資格を持っている自分が解説します!

 

この記事を見れば押しがけがなにか理解できます!

 

 

エンジンをかける為には何をしなくてはいけないのか

 

エンジンをかける為にはエンジンを回転させて無理やり爆発をさせなくてはいけません

 

一回目の爆発さえしてしまえば、その後は連続して爆発してくれるので俗に言うアイドリング状態となります。

 

大昔の車などにはクランク(エンジンをかけるための道具)を使用してエンジンを回していたので、エンジンをかけるためにはまず、エンジンを手動で回す必要がありました。

 

 

 

 

 

押しがけとは

 

前述した通りエンジンをかけるためには、エンジンをどうにか回す必要があります

 

バイクにはセルスイッチが付いており、そのスイッチを押すとバイクに付いているエンジンを回す用のモーターがエンジンを回して始動させるものが一般的です。

 

その他にもキックスタートといってエンジンを回すための機構を自分の脚でキックしてエンジンを回す物も存在します。

 

とにかくエンジンを回せばエンジンがかかる事が分かったところで、押しがけはなにでエンジンを回しているのでしょうか?

 

正解はタイヤが回る力を使ってエンジンを回しています。

 

通常エンジンが回転して色んな部品を通してタイヤを回すことによってバイクを前進させることができます。

 

裏を返せばタイヤを回転させればエンジンを回転させることができます。

 

いつもタイヤを回しているエンジンを逆にタイヤを使って回転させてエンジンをかけることを押しがけといいます。

 

 

 

 

 

なぜするのか

 

僕のバイクは、一応セルモーターが付いているバイクでしたが、バッテリーなどが弱ってくるとセルモーターの回転する力が落ちてきてしまい、セルモーターを回してもエンジンが掛からない状態になってしまうことがしばしばありました。

 

なので、そういう場合には押しがけをしてエンジンをかけることで自分の力を使っているのでバッテリーが弱っていてもエンジンをかけることができます。

 

通勤や通学でバイクを使われている方にとってエンジンが掛からないのは死活問題なので、こういったテクニックを持っていれば最悪エンジンをかけることができるので知っていて損はないです。

 

 

 

 

 

押しがけのやり方

 

 

自己流のやり方になるので、なにかバイクに不具合があった場合でも責任はとれませんが、自分はこれから書くやり方でいつも押しがけをしています。

 

押しがけを始めてやる方はバイクが進みそうになったらとりあえずクラッチを切ることをしっかりと頭に入れてやってみてください。

 

押しがけのやり方はとても簡単です。

 

①キーをON状態(セルモーターを回せばエンジンが掛かる状態)にする。

 

②ギヤを入れてクラッチを切った状態でバイクを前方に押す。(自分の場合は、2速ですがやり易いギヤで良いと思います)

 

➂ある程度バイクを押して勢いが付いた時にクラッチを放すと一瞬タイヤがエンジンを回す形になり、成功するとエンジンがかかる。(エンジンがかかってすぐにクラッチを切らないとバイクがそのまま走り始めてしまいます。)

 

失敗するとエンジンは掛からず、ギヤが入ったまま停止するのでまたクラッチを切って押しながら同じことを繰り返すことになります。

 

慣れてくれば殆ど歩いているような速度でも押しがけをすることができるので、押しがけをしてみたい人はひたすら練習あるのみです!!

 

押しがけをしている動画を見ると、クラッチを放す際に一度シートに跨ってタイヤに荷重をかけている人が多い印象ですが、自分のバイクの場合はシートに跨らなくても勢いをつけてタイヤを回せば殆どエンジンがかかります。

 

押しがけのデメリット

 

 

 

押しがけのデメリットは、特にありません。

 

デメリットがあるとすれば、成功してクラッチを離してしまうとバイクが進んでしまい一人でに走って行ってしまうことがあるぐらいです。

 

あとは、クラッチを生き良いよく繋ぐのでなんども行うとクラッチが変摩耗してしまうこともあります。

 

失敗するとただエンジンが掛からないだけなので特にデメリットは、ありません。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

自分は学生時代通学で押しがけにはとてもお世話になりました。

 

冬場のバイクはなかなかエンジンが掛かりにくく、バッテリーも弱りやすい環境になっているので、バイクを毎日乗る人にとってどうしてもエンジンを掛けたいときには、必須のテクニックになります。

 

ただ、バッテリーが弱っていると分かっている場合には素直にバッテリーの交換をした方が朝の忙しい時間に余裕をもって通勤・通学できるので、早めにバッテリーを交換しましょう!!

 

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