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【バイク】ディスクブレーキとドラムブレーキの違いメリットデメリット解説【種類・構造・動作原理】

2020年12月27日

こんにちは、二輪の整備免許を持っている林です!

 

今回は初心者の方やあまりバイクの構造を知らない方向けにバイクのブレーキの仕組みと
種類を紹介したいとお思います!!

 

この記事を読めばバイクのブレーキの仕組みがわかります!

 

 

ブレーキの種類

 

画像引用元

 

現在使われているバイクのブレーキとしては二種類のブレーキが使われています。

 

ディスクブレーキ
ドラムブレーキ

 

この二種類です。

 

 

 

ディスクブレーキの仕組み

 

画像引用元

 

ディスクブレーキはホイールの内側に円盤状のディスクがあります。

 

そのディスクは、ホイールに固定されていてホイールが回るとディスクも一緒に回るようになっています。

 

そのディスクをキャリパーと呼ばれる部品で左右から挟みこむことによって摩擦を加えディスクの回転を止める物がディスクブレーキと呼ばれます。

 

一般的なディスクブレーキには、油圧と呼ばれる方式が採用されており、キャリパーの中にあるピストンを油圧の力で押し出すことによってディスクを挟み込むことができます。

 

ですが、そのままピストンがディスクに当たってしまうと両方とも磨耗してしまいますし、制動力もあまりでません。

 

なのでディスクとピストンの間にはブレーキパットと呼ばれる部品が存在します。

 

 

 

ドラムブレーキの仕組み

 

画像引用元

 

ドラムブレーキは、ホイールの中央部分に大きな膨らみがあり、そこからワイヤーなどがでいます。

 

ドラムブレーキはホイールの内側にブレーキシュー(ディスクブレーキでいうところのブレーキパット)と呼ばれる部品をホイールに押し付けることでホイールの回転を止めようとするに制動力を発生させることができます。

 

ディスクブレーキとは違い、分解しないと内部がどう動いているのか分かりにくいですが、ディスクブレーキと同じで回転しているものを摩擦を加えて止める働きをしています。

 

 

 

 

 

ディスブレーキのメリットデメリット

 

メリット

 

ディスクブレーキは見た目から分かるように外にむき出しで付いています。

 

そのため走行風などによってブレーキ本体を冷やすことができ、ブレーキを多用する場面でもブレーキがオーバーヒートして効き難くなる現象を防ぎやすくできます。

 

ディスクブレーキは油圧で作動しているので、ライダーの細かなブレーキ操作を素早くにブレーキに伝えることができ、ブレーキのコントロールがとてもしやすくなっています。

 

 

 

デメリット

 

メリットで紹介したとおりむき出しになっているので、外部要因によってブレーキが効き難くなってしまうことがあります。

 

雨などでブレーキディスクが濡れてしまったり、走行による汚れが付着してしまった場合はブレーキが利きにくくなってしまいます。

 

 

 

 

 

ドラムブレーキのメリットデメリット

 

メリット

 

ブレーキユニットが内部に入っているので外部要因でブレーキが利きにくくなることはなく、安定した制動力を得ることが出来ます。

 

 

 

デメリット

 

メリットで紹介した通りブレーキユニットが内部に入っているので走行風などで冷却されることがなく、ブレーキを多用する場面ではオーバーヒートして制動力が落ちてしまうことが考えられます。

 

ブレーキシュー(ディスクブレーキにおいてブレーキパットに当たる部分)を点検するときにブレーキが内部に入っているので、部品をある程度取り外さないとみることができません。

 

 

 

 

 

ブレーキについて知っておいて欲しいこと

 

ブレーキパット及びブレーキシューはディスク又はホイールと接して制動を発生させている最も重要な部品といっても過言ではありません

 

実際の点検などでもこのブレーキパットの残量を教えていただけると思います。

 

ブレーキパットの残量が少なくなってしまうと制動力が落ちて大変危険な状態になってしまいます。

 

点検時にブレーキパットの残量が少なくなってきたといわれた場合にはしっかりと「ブレーキパット」または「ブレーキシュー」の交換しましょう!!

 

 

まとめ

 

なかなか自分で整備するのは敷居の高いブレーキですが、構造を知っているだけでもバイクと仲良くなれると思います。

 

点検を受ける際にはブレーキパットやブレーキシューの摩耗具合も気にしてみてくださいね!!

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