【初心者向け】　古いバイクで劣化する場所・交換が必要になる部品紹介【経年劣化・ヒビ・ホース・漏れ・タイヤ】

こんにちは、古いバイクにも乗っていた林です！

今日は初心者の方向けに、バイクが古くなっていくと交換が必要になってくる部品を紹介します。

分かりやすいように、紹介しますので、是非ご覧ください！

ホース類

バイクには、オイル・冷却水・ガソリンなど様々な液体が使われています。

その液体を所定の場所に運ぶために、バイクにはゴム製のホースが至る所に使用されています。

もちろん一般的な水のホースなどと違い、耐久性やガソリンなどにも使用できるホースが使われていますが、古くなってくるとホースが劣化してしまい、ヒビが入り始めて最終的にホースが破れてしまいます。

ガソリンやオイルが通っているホースが走行中に破れてしまうと、最悪車両火災になってしまうので点検などでホースの劣化を指摘された場合には、できるだけ早めに交換しましょう！

オイル類

バイクには、様々な種類のオイルが使用されています。

代表的なところで言うとエンジンオイルがあります。

エンジンオイルは、エンジンの中を潤滑してエンジン内部を保護したり、エンジン内部を綺麗にする働きをします。

エンジンの中のエンジンオイルは、高温から低温に温度変化したり、ずっとエンジンの中で潤滑しているので劣化しやすい環境にあります。

天ぷら油に例えると、何度か使用した油が黒くなってしまう現象がエンジンオイルにも表れて、目に見えて黒くなっているのが分かります。

エンジンオイルが劣化すると、エンジン内部を保護したり、エンジン内部を綺麗にすることができなくなってしまうので、交換時期を目安に定期的に交換しましょう！

その他にも様々な部分でもオイルは使われているので、行距離や車両の経過年数に合わせてオイルを交換するようにしましょう！

タイヤ

タイヤは、ゴムがベースの素材となっていてそこにワイヤーなどで補強して出来ています。

ワイヤーが錆びなどで劣化してしまうこともありますが、一般的にはタイヤのゴムが劣化してヒビが入る方が早いです。

先ほど紹介したホースのように劣化してヒビが入ったり場合には、そこから空気が漏れてしまい空気圧が不足してゴムのタイヤが破裂してしまうこともあります。

空気圧の点検ついでにタイヤがひび割れていないかチェックをして、気になるようであれば整備士さんなどに相談しましょう！

保存状態が良くタイヤにヒビがあまり見られない場合でも、経年劣化によりタイヤ表面が硬くなって滑りやすくなっている場合があります。

溝が減っていなくても年数が経ってしまった場合には、交換がおすすめです！

ベアリング

ベアリングとは、ホイールやハンドルなどの回転する箇所がスムーズに回転できるように付いている部品です。

ベアリングの中には鉄製のボールや円棒状の物が入っていて、潤滑するためのグリス（固いオイル）などが入っていますが古くなってくるとグリスが劣化してしまい、ベアリングがスムーズに回らなくなってしまいます。

新車当時から乗られている方なら変化に気づけるかもしれませんが、中古で購入された方は、今の状態が普通だと思ってそのまま乗ってしまうことがあります。

見た目では劣化の具合が分からない部品なので、少し古いバイクを購入される方は、是非バイクのベアリングの状態が良いか相談することをおすすめします。

まとめ

今回紹介した部品以外にもバイクが古くなってくるといろいろな箇所が劣化してしまいます。

自分が運転していて少しでも違和感を感じるようならすぐに点検にだしましょう！

そのまま放置していて、最悪車両火災などになってしまう危険性もあります！